■ はじめに|下関市で「ゆうちょ銀行の相続手続き」に悩む方が増えています
「ゆうちょ銀行の相続手続きが複雑で進まない」
「必要書類が多すぎて何から手を付ければいいかわからない」
下関市(唐戸・長府・新下関・安岡・豊浦・王司など)では、このようなご相談が非常に多くなっています。
ゆうちょ銀行は全国共通の手続きですが、
- 書類の種類が多い
- 窓口で何度も来店が必要
- 貯金事務センターとの郵送やり取りがある
- 銀行とは異なる独自のルールがある
という理由から、他の金融機関よりも手続きに時間がかかる傾向があります。
特に下関市は 県外に親族がいる家庭が多い地域ため、相続人間の書類集めにも時間がかかりがちです。
この記事では、ゆうちょ銀行の相続手続きについて 必要書類・流れ・注意点を専門家目線でわかりやすく解説します。
銀行の相続手続きは、銀行ごとに細かな違いはあるものの、共通する流れや必要書類があります。
まずは全体像を把握しておくことで、手続きをスムーズに進めることができます。
▶ 銀行相続の必要書類と全体の流れ


下関市で銀行相続の手続きが必要な方へ
✔ 忙しくて役所・銀行に行く時間がない
✔ 必要書類が多くて準備できない
✔ 相続人が遠方で手続きが進まない
✔ 専門家に全て任せたい
このようなお悩みは、当事務所がワンストップで解決します。出張費無料で下関全域に対応しています。
※今すぐ銀行の相続手続きを解決したい方は、お電話にてお問い合わせくださいませ。
■ ゆうちょ銀行の相続手続きの全体像
下関市のゆうちょ銀行の相続手続きは、以下の流れで進みます。
【ゆうちょ銀行の相続手続きの流れ】
- 最寄りのゆうちょ銀行で相続書類を取得する
- 必要書類を記入してゆうちょ銀行へ提出する
- 貯金事務センターから必要書類一覧が届く
- 必要書類を揃えてゆうちょ銀行へ提出する
- 貯金事務センターで相続審査が行われる
- 払戻し(または振込)で完了
次に、それぞれのステップを詳しく解説します。
① 最寄りのゆうちょ銀行で相続手続き書類を取得する
相続手続きの開始は、最寄りのゆうちょ銀行窓口で書類を受け取るところからスタートします。
下関市内の主なゆうちょ銀行窓口
- 唐戸郵便局 ゆうちょ窓口
- 下関駅前郵便局 ゆうちょ窓口
- 下関東郵便局 ゆうちょ窓口
- 長府郵便局 ゆうちょ窓口
- 小月郵便局 ゆうちょ窓口
- 安岡郵便局 ゆうちょ窓口
※注意 郵便局の「郵便窓口」では手続きできません。必ず“ゆうちょ銀行窓口”です。
来店時に、名義人が亡くなったことを伝えると、その場で口座が凍結されます。
入手できる書類は以下の3つ
- 相続確認表
- 相続貯金等記入票
- 貯金等照会書
この書類をもとに相続関係の確認が行われます。
② ゆうちょ銀行に依頼書類を提出する
取得した書類へ必要事項を記入し、窓口へ提出します。
相続確認表

相続人の情報や関係を記載。
相続貯金等記入票

亡くなった方がもっていたゆうちょ口座情報を記載。
貯金等照会書


口座内容がわからない場合・残高証明書が必要な場合に使用。基本的に遺産分割をする場合は取得します。
提出時には、以下の必要書類が必要です。
◆ 遺産分割の場合(照会時)必要書類
- 被相続人の出生~死亡までの戸籍
- 相続人代表者の戸籍
- 相続確認表
- 相続人代表者の印鑑証明書
- 相続貯金等記入票
- 通帳・キャッシュカード
- 貯金等照会書(残高証明書が必要な場合)
◆ 公正証書遺言がある場合の必要書類
- 公正証書遺言原本
- 被相続人の出生~死亡の戸籍
- 相続人代表者の戸籍
- 遺言執行者の印鑑証明書
- 相続貯金等記入票
- 貯金等照会書
◆ 自筆証書遺言がある場合(検認後)
- 自筆証書遺言原本
- 検認済証明書
- 被相続人の出生~死亡の戸籍
- 相続人代表者の戸籍
- 遺言執行者の印鑑証明書
- 相続貯金等記入票
③ 貯金事務センターから「必要書類のご案内」が届く
ここがゆうちょ銀行の最大の特徴です。
ゆうちょ銀行は 一次受付は窓口、審査は貯金事務センターで行われます。
だからこそ
- 書類提出
- 審査
- 必要書類の案内
が郵送で行われ、時間がかかります。
封筒には以下が同封されています。
- 相続手続きご案内
- 委任状
- 必要書類一覧表(要否に◯が付いている)
④ 必要書類を揃えてゆうちょ銀行へ提出する
必要書類一覧表に沿って書類を準備し、ゆうちょ窓口へ提出します。
特に下関市の相続では以下の点に注意が必要です。
✔ 相続人が県外在住の家庭が多い→ 印鑑証明や戸籍の取り寄せに時間がかかる
✔ 本籍が県外へ転籍しているケースが多い→ 古い戸籍を辿る必要がある
✔ 下関市内に親族が少ない単身世帯が増加
→ 書類のやり取りを一人で抱える方が多い
窓口へ提出する際は、
- 封筒をのり付けしないこと
- 来店予約をしておくこと
がスムーズに進めるポイントです。
⑤ 貯金事務センターから「相続完了」の通知が届く
審査が終わると、「相続手続完了通知」が届きます。
払戻証書を選択した場合は同封されます。
⑥ ゆうちょ銀行で「払戻し」の手続きをする
払戻方法は以下の2つになります。
◆ ゆうちょ銀行口座へ振込(もっとも簡単)
ゆうちょ口座を持っている相続人は、相続人名義口座へ直接振り込んでもらえます。
来店不要で完了するので便利。
◆ 払戻証書の場合(ゆうちょ口座がない人)
窓口へ行き、
- 払戻証書
- 実印
- 本人確認書類
を提示して現金で払い戻します。
このあと、各相続人の取り分に応じて手続きを済ませれば終了です。
■ 下関市のゆうちょ銀行相続で“特に注意すべき点”
① 書類提出のたびに郵送審査が入る
→ 1つ書類が足りないだけで2〜3週間延びる
② 相続人の住所が県外に多い傾向
→ 印鑑証明・戸籍郵送に最低1〜2週間
③ 平日窓口が混みやすく何度も通う必要がある
→ 下関郵便局や下関東郵便局など大型店の窓口は特に混雑しやすいです。
■ まとめ|ゆうちょ銀行の相続は「書類準備」と「段取り」が命
ゆうちょ銀行の相続手続きは、
- 書類の種類が多い
- 書類提出が数回必要
- 審査が貯金事務センターで行われる
- 相続人が遠方にいるケースが多い
ため、慣れていない人には難易度が高い手続きです。
しかし、この記事の流れに沿って進めれば、手続きは必ず完了できます。
■ ゆうちょ銀行の相続でお困りの方へ(下関市対応)
行政書士74事務所は、下関市で唯一、銀行相続手続きに専門特化した行政書士 としてサポートしています。
▼ サポート内容
- 戸籍収集(出生〜死亡まで)
- 法定相続情報一覧図の作成
- 相続関係図の作成
- ゆうちょ銀行の書類作成
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- 出張相談(下関市内無料)
相続口座の解約が急ぎの場合も対応可能です。
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