【北九州運輸支局】自動車の移転登録(名義変更)手続き 必要書類と手順

自動車の「移転登録」とは、車の所有者が変わる際に行う名義変更の手続きです。

売買、贈与、相続など理由はさまざまですが、この登録をしないままでは法律上の所有者が前のままになり、トラブルの原因となることもあります。

この記事では、北九州市にお住まいの方を対象に、自動車の移転登録に必要な書類や手順を初心者にも分かりやすくご紹介します。

目次

1. 移転登録が必要になるケースとは?

まず、どのようなときに移転登録が必要になるのかを確認しておきましょう。

主なケース

  • 中古車を購入したとき(個人売買・業者購入)
  • 家族や友人から車を譲り受けたとき
  • 相続により車を引き継いだとき
  • 離婚や財産分与による名義変更

これらのケースに当てはまる場合、原則として15日以内に移転登録を行う必要があります。

2. 手続き先 どこで行うの?

● 北九州市の場合

北九州自動車検査登録事務所
所在地:福岡県北九州市小倉南区新曽根4-1

3. 自動車移転登録の必要書類一覧

移転登録の際に必要な書類は、譲渡人(元の所有者)と譲受人(新しい所有者)の情報を証明するものが中心です。

【共通書類】

書類名備考
車検証(自動車検査証)有効期間内のもの
譲渡証明書旧所有者の実印が必要
印鑑証明書(譲渡人・譲受人)発行日から3ヶ月以内のもの
委任状(必要な場合)手続き代行時や本人が来られない場合
自動車税・環境性能割申告書税務署で同時提出
車庫証明書事前に警察署で取得(発行から40日以内のもの)

【法人間の名義変更の場合】

  • 登記簿謄本(現在事項全部証明書)
  • 法人印鑑証明書

【相続の場合】

  • 戸籍謄本(被相続人との関係を示す)
  • 遺産分割協議書
  • 相続人全員の印鑑証明書

4. 北九州運輸支局 移転登録手続きの手順

以下は、北九州の運輸支局で実際に手続きをする際の一般的な手順です。

STEP
必要書類の準備

まずは、上記3の「自動車移転登録の必要書類一覧」記載の書類をすべてそろえましょう。

記入漏れや印鑑の押し忘れがあると受理されません。

STEP
ナンバープレートの返却

運輸支局に到着したら、自分の車のナンバープレートを取り外します。

後ろのナンバープレートの左上のみ、封印が付いていますので、工具を使って破ります。

その後交通会館の標板協会「11番窓口」にナンバープレートを返却します。

STEP
検査手数料の支払い

次に、隣の売店「12番窓口」で検査手数料の支払いをします。

普通車の移転登録は500円になります。

印紙が渡されるので、手数料納付書に貼付します。

STEP
自動車税の申告

次に、交通会館2階の県税事務所「17番窓口」で自動車税の申告をします。

申告用紙がありますので、必要事項を記入して提出します。

STEP
申請書の記入・提出

運輸支局に用意されている「OCR申請書(第1号様式)」に記入します。

係員に確認しながら記入すると安心です。

記入できたら、「2番窓口」に提出します。

「1番窓口」で、新しい車検証が交付されるまで待ちます。

STEP
ナンバープレートの受取・封印

最後に最初に行った交通会館の標板協会「11番窓口」に新しいナンバープレートを受け取りに行きます。

車に取り付けたら、近くに封印取付の職員の方がいらっしゃいますので、車検証を渡して、取り付ける車と登録情報に間違いがないかを確認して、確認ができましたら、封印を施封してくれます。

以上で登録手続きが全て完了となります。

5. 移転登録手続き 注意点とよくある質問

Q1. 印鑑証明はコピーで大丈夫?

→ 原則として原本が必要です。コピーでは受け付けられません。

Q2. 自動車税の未納がある場合は?

→ 移転登録ができないことがあります。必ず事前に支払っておきましょう。

Q3. ナンバー変更が必要な場合とは?

→ 他の都道府県から北九州に転居・転入した場合は、ナンバー変更が必要です。基本的に、車の持ち込みが必要です。

6. 忙しい人の味方!行政書士による代行サービス

「平日は仕事で役所に行けない…」「書類の準備が難しそう」そんな方には、行政書士による手続き代行サービスの利用をおすすめします。

行政書士は、以下のような業務を代行できます。

  • 書類の作成・チェック
  • 登録申請の代行
  • 税申告書の記入
  • 必要に応じてナンバー変更手続き
  • 出張封印(車を持ち込まずユーザーの車庫で封印)※丁種会員という資格を持っている行政書士のみ可能

【メリット】

  • 平日に運輸支局に行く必要なし
  • 書類不備による再訪のリスクを回避
  • 相続や法人名義など複雑なケースにも対応可

北九州市対応の行政書士事務所では、地元の陸運局の手続きに精通しており、スムーズかつ確実に対応してもらえます。

北九州運輸支局の移転登録手続き まとめ

自動車の移転登録は、一見複雑に見えますが、必要書類と手順を把握すれば個人でも対応可能です。

しかし、平日しか手続きができず、書類に不備があると再提出が必要になることから、確実を期すなら専門家への依頼も検討の価値ありです。

「自分でやるのは不安…」そんな方は、北九州対応の行政書士にお気軽にご相談ください。

あなたの手間と時間を大きく節約できる、心強いパートナーになってくれるはずです。

北九州ナンバーの移転登録手続きでお悩みなら

【自動車登録(名義変更)手続き】
8,800円〜
  • ※消費税込みの料金です。

北九州市門司区にある行政書士74事務所 では、自動車の移転登録手続き(名義変更)を一括でサポートしています。

個人のお客様はもちろん、ディーラー様・中古車販売店様でお困りの際も、どうぞお気軽にご相談ください。

通常、ご自身で名義変更を行う場合は、

  • 必要書類の準備
  • 北九州運輸支局へ車を持ち込む
  • 登録窓口での各種手続き
  • ナンバープレート交換
  • 封印の取付

など、多くの工程をこなす必要があります。

しかし、当事務所にご依頼いただければ 書類作成から移転登録、ナンバー交換、封印取付までをまとめて代行。複雑な段取りに時間を割く必要がありません。仕事の合間でもスムーズに手続きが完了し、無駄な移動や待ち時間を大きく削減できます。

当事務所は 門司警察署から徒歩3分の位置にあり、北九州運輸支局までアクセスしやすく、車庫証明・名義変更・出張封印まで迅速対応が可能です。

北九州運輸支局(北九州全域)はもちろん、福岡運輸支局(福岡地域)山口運輸支局(下関地域)の手続きも幅広くサポートしております。(臨機応変にご対応します)

詳細は、下記行政書士74事務所の自動車登録専門サイトをご覧ください。

ご依頼の方は、下記「ご依頼の流れ」を一読の上、お電話またはお問い合わせフォームよりお申し込みください。

Request Flow

ご依頼の流れ

STEP
お問い合わせ

お電話・LINE・下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

※LINEでは簡単に相談、手続きできるのでおすすめです。
(①氏名 ②電話番号 ③自動車登録手続き希望の旨 をチャットにメッセージ下さい。)

STEP
業務の開始

お問い合わせでご依頼の意思を確認次第、業務を開始(書類の作成)をします。

STEP
必要書類の郵送(当事務所→お客様)

【ナンバーに変更がない場合】

お客様との書類のやりとりは、郵送で行います。

申請書類を準備するため、「必要書類リスト」と「関係書類」をレターパックでお客様に郵送します。

※お急ぎの場合は、ご自宅にお持ちすることも可能です

【ナンバーに変更がある場合】

出張封印が可能な車両であるかの確認をご希望の場所にお伺いします。

※書類がすでに揃っていればその際に、書類のお預かりをいたします。

STEP
必要書類の記入・準備

必要書類リストに従って、お客様に公的書類の準備と必要事項の記入をしていただきます。

STEP
必要書類の郵送(お客様→当事務所)

必要書類の準備ができましたら、当事務所に郵送していただきます。

●送付先
〒801-0841
福岡県北九州市門司区西海岸二丁目1番2-704号
行政書士74事務所 宮村 宛

STEP
運輸支局で登録手続き・出張封印

当事務所が管轄の運輸支局(軽自動車検査協会)で登録手続きを代行します。

封印取り付けがある場合は、ご希望の場所にお伺いします。

STEP
報酬のお支払い

自動車登録手続き完了のご連絡をします。

代行報酬と合わせて実費、交通費の合計額をお支払いして頂きます。

出張封印の場合は、直接現金でのお支払いも可能です。

西日本シティ銀行 北九州営業部 (普)3648119 口座名義 行政書士74事務所 宮村 光

STEP
納品

車検証及び手続きに関する書類を一式お客様に郵送、お渡しします。

お問い合わせフォーム

お電話もしくは下記お問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
LINEではトーク画面のメッセージからでもご相談可能です。
『自動車手続き希望』とメッセージください。

    代表行政書士プロフィール

    行政書士74事務所

    行政書士

    宮村 光

    1991年2月生まれ。
    山口県下関市出身(小学2年生の夏まで北九州市門司区、それ以降下関市で過ごす。)29歳のとき、親族の相続を経験し、自ら手続きを行ったことを契機に、相続業務に関心を持つ。社会人として勤務する傍ら、令和2年度行政書士試験に合格。その後、相続分野において数々の書籍を執筆し、全国的に高い評価を受けている士業による専門セミナーを受講。現在は、銀行相続・遺言・ビザ・自動車登録手続きを専門に活動している。

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