大切な人に不幸ごとがあり、銀行の相続手続きをしようとしているあなた。
『銀行の相続手続きって何をしたらいいのかわからない。』
『必要な書類って何がいる?』
『手続きの流れが知りたい。』
銀行の相続手続きをいざやろうとすると、何から手をつけたらいいのか分からないなんてことありませんか?
行政書士として3年間相続の勉強した私も、実務として手続きに必要な書類は何があるのか、手続きの流れもわからずに最初は戸惑いました。
最初は書類が足りなかったり不備があったりして時間と手間がものすごく掛かりました。
今回は親族の相続実務を経験し、現在は相続専門の行政書士である私が、『銀行の相続手続きの流れと必要書類』についてお届けします。
本記事でご紹介する銀行の相続手続きの流れを知ってもらえれば、銀行の相続手続きをスムーズに進められます。
逆に今回ご紹介する銀行の相続手続きの流れを知らなければ、時間と手間の負担が大きくなり、最悪の場合払戻しができないかも…
誰でも分かるように紹介しておりますので、最後まで読んでみてくださいね。
※今すぐ銀行の相続手続きを解決したい方は、下記サイトよりお問い合わせくださいませ。
銀行の口座の解約・払戻し手続き
今回は銀行の相続手続きの口座解約・払戻しについて解説していきます。
銀行口座は誰もが必ず1つは持っており、給与の受取りや生活費の支払いなど日常生活に欠かせないものの1つではないでしょうか?
銀行口座の解約・払戻し手続きには必ず直面しますのでよく覚えておきましょう。
銀行の残高証明書の手続き(預金残高の調査)については【【下関の相続手続き】相続財産の調査 残高証明書の取得方法】で紹介していますのでそちらをご覧下さい。
銀行口座 解約・払戻し手続きの流れ
戸籍謄本等の公的書類を準備します。
ステップ1で準備した戸籍謄本等を銀行の窓口へ提出します。
1〜2週間程度で銀行から払戻しが行われ、手続きが完了したことが通知されます。
①必要書類の準備
【相続人全員による遺産分割】(基本)
①被相続人の出生から死亡するまでの戸籍謄本等
②相続人全員の戸籍謄本(全部事項証明書)
③遺産分割協議書
④相続人全員の印鑑登録証明書
⑤相続届(金融機関所定の様式)
⑥振込依頼書
※①②の代わりに法定相続情報一覧図でも可
戸籍謄本の有効期限は基本的にはありませんが、ごく稀に期間を定めている金融機関もありますので手続きをする確認しておきましょう。
また法定相続情報一覧図を取得している方は①②の代用として提出ができます。
遺産分割協議書は相続人全員の署名・実印での押印が必要です。
遺産分割協議書の作成の仕方は、【【北九州・下関の相続手続き】遺産分割協議の流れ 大切なポイントと進め方】で紹介しておりますのでそちらをご覧ください。
印鑑登録証明書の有効期限は各金融機関によって異なり、発行から3ヶ月〜6ヶ月としているところが多いです。
印鑑登録証明をしていない相続人がいる場合は、その申請をする相続人の住民票に記載の住所地の市区町村役場に登録をすることができます。
例えば、住民票の登録を北九州市門司区にしているのであれば北九州市の各区役所や出張所で登録します。
住民票の写しの取得方法は、【【下関の相続手続き】相続人の調査 相続の基礎と戸籍謄本の取得方法】で紹介しておりますのでそちらをご覧ください。
キャッシュカードや通帳も準備した書類と一緒に返却します。紛失した場合は相続届に記載するところがあると思いますのでその旨を記載すれば問題ありません。
相続届と振込み依頼書は銀行に請求すればもらえます。(残高証明請求時に事前に請求しておくとスムーズに進みます)
②必要書類の提出
ステップ①の必要書類を金融機関に提出します。
基本的には店舗の窓口でも郵送のどちらでも行えますが、一部金融機関では相続センターが設けられているところもあるので確認して提出しましょう。
また、必要書類がすべて揃っているかの確認も忘れずしましょう。
郵送の場合は重要書類が入っているので、金融機関所定の封筒に入れて簡易書留で郵送するようにしましょう。
簡易書留はポスト投函はできませんので、郵便局の窓口でお願いするようにします。(基本料金に350円加算)
提出した書類(戸籍謄本等・印鑑登録証明書・遺産分割協議書など)は、銀行が写しを取り確認したら約1週間前後で郵送にて返却されます。
③指定口座に払戻し
不備がなければ、申請から10日前後で金融機関から相続人代表者へ『手続き完了通知』と『解約済みの通帳』が届きます。
解約した銀行から承継財産が振込まれているか自分の口座を確認して、各相続人の口座へ遺産分割協議をしたとおりの割合で振込みましょう。
最後に各相続人に手続きが完了した旨の通知と振込みされているかの確認をお願いをすれば銀行の相続手続きは終了です。
まとめ
銀行の相続手続きは必要書類をしっかりと準備して提出すれば必ずゴールに辿り着きます!
各金融機関で書類の様式が違ったり追加書類が必要なこともありますが、今回紹介した書類で対応してくれるところが多いので書類の準備に力を入れましょう。
また証券会社も基本的に同じ書類で対応してくれます。
証券会社の相続手続きについては、【【相続手続き】北九州 有価証券・株式と投資信託の相続手続き】をご覧ください。
故人様の保有している口座が多い場合は各金融機関に対して繰り返し申請をおこなっていくことになります。
複数の手続きがある場合のポイントとして、法定相続情報一覧図を戸籍謄本を集める際に手続きを行う金融機関の数だけ取得しておくととてもスムーズに進みますので、相続手続きを早く終わらせたい方にはおすすめです。
また早く書類を集めすぎると他の相続人の書類が集まらず、自分の書類(印鑑登録証明書など)の有効期限が切れてしまう虞れがあるため、自分の書類は他の相続人の書類が集まってから取得するといいでしょう。
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