【下関】技人国ビザの必要書類と書き方｜企業が迷うポイントを行政書士が解説

はじめに

下関市（唐戸・長府・小月・安岡・豊浦・彦島など）では、製造業・物流・ホテル・IT関連・水産加工など幅広い分野で外国人雇用が増えており、その多くが利用する在留資格が 「技術・人文知識・国際業務（通称：技人国）」 です。

しかし現場からは、次のような悩みが特に多く聞かれます。

• 必要書類が多く、何から準備すればいいか分からない
• 業務内容をどこまで細かく書くべきか分からない
• 学歴と職務内容の“関連性”をどう説明すべきか分からない
• 専門性の証明が弱いと言われたことがある
• 不許可となる基準や理由を知りたい

この記事では、下関市の企業様が迷いやすいポイントに絞って、在留資格（技人国）申請における「学歴・職歴と業務内容の関連性」をどう説明すべきか を行政書士が分かりやすく解説します。

下関市で外国人の在留資格手続きを進めたい企業様へ

在留資格申請手続きでお困りではございませんか？

✔ どの在留資格で採用すべきか判断が難しい
✔ 申請書類が多く、社内では対応しきれない
✔ 学歴・職歴との関連性の説明に自信がない
✔ 不許可を避けたいが、書き方が分からない
✔ 入管への提出・やり取りが負担になっている

当事務所では、下関市の企業様向けに在留資格の判断・書類作成・申請取次までワンストップでサポート
いたします。

下関市内は “出張費無料” で対応しておりますので、初めての企業様でも安心してご相談ください。

※今すぐ在留資格申請手続きを解決したい方は、お電話にてお問い合わせくださいませ。

1. 技人国ビザで「許可される仕事内容」

技人国は、単純労働ではなく 専門性のあるホワイトカラー業務 のための在留資格です。

■ 主な該当業務（下関で多いケース）

• 貿易事務（輸出入・関門港関連業務）
• ITエンジニア・システム管理
• Webデザイン・ECサイト運用
• 通訳・翻訳業務
• 海外向け営業
• 観光・インバウンド対応（マーケティング含む）
• 総務・経理などの事務職（専門性が明確である場合）

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■ 該当しない業務（不許可リスクが高い）

• 工場ライン作業
• 清掃
• 飲食店のホール業務
• 引っ越し・配送作業
• 介護の実務（特定技能または介護ビザ）

「職種が技人国に該当するか？」これが審査の第一段階です。

2. 技人国ビザの必要書類（最新・企業側／本人側）

まず以下のいずれかの申請書を準備します。

• 在留資格認定証明書交付申請（COE）
• 在留資格変更許可申請
• 在留期間更新許可申請

■ 企業側が準備する書類

企業が最も時間を要する部分であり、不備があると不許可につながります。

① 雇用（採用）理由書

任意書類ですが、業務内容の専門性や関連性を説明する上で非常に有効。

ポイント

• 業務内容は「具体的かつ関連性が分かる表現」にする
• 誰が読んでもイメージできる文章にする
• 本人の学歴・職歴との一致を説明する
• 「この人が担当する必要性」を明確に書く

※ただし、申請書内容と矛盾していると不許可になるので注意。

② 労働条件通知書／雇用契約書

業務内容欄が曖昧だと“専門性が弱い”と判断されやすい。

よくあるNG例

• 「事務作業全般」など抽象的
• 法定労働時間を超える記載
• 社会保険未加入と読める表記

③ 会社概要資料

• パンフレット
• ホームページ印刷
• 事業内容説明書

※下関市は中小企業が多く、事業実体の確認が厳しめ です。

④ 決算書（直近1〜2期）

赤字でも不許可とは限りませんが、理由説明が必要。

⑤ 登記事項証明書（履歴事項全部証明書）

⑥ 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表

企業カテゴリーの判断に必要。

■ 外国人本人が準備する書類

① 卒業証明書（大学・専門学校・海外大学）
② 成績証明書（専門性の証明に重要）
③ 履歴書（日本形式）
④ パスポート
⑤ 証明写真（4cm × 3cm）
⑥ 在留カード（更新・変更時）

3. 書類の書き方で迷うポイントベスト5

① 業務内容があいまい

※ 1日の業務内容を時間軸で書くと入管がイメージしやすい。

② 専門性との一致が弱い

例：IT → プログラマー（◎）
例：経済学部 → 貿易事務（◎）
例：美術系 → 経理（△ 不許可率高い）

③ 給与設定が低すぎる

最低賃金ぎりぎり＝不許可リスク。

④ 社会保険未加入

加入義務があるため、未加入は即不許可の可能性。

⑤ 採用理由が弱い

「人手不足だから」はNG。

4. 技人国ビザ申請の流れ

5. 不許可になりやすい“下関特有”のパターン

❌ 小規模企業で事業実体が弱い
❌ 業務内容が専門性に乏しい
❌ 通訳業務をメインと書きながら実態は雑務
❌ 日本語学校→技人国で関連性の説明不足

6. 行政書士に依頼するメリット

下関では、外国人採用に不慣れな企業が多く、書類の不備や説明不足が原因で不許可になるケースが増えています。

行政書士に依頼することで

• 専門性の説明文を最適化
• 業務内容の関連性を整理
• 必要書類の漏れを防止
• 入管の審査傾向に沿った書類作成
• 不許可リスクの事前チェック

など、許可率が大きく向上します。

◆ 行政書士７４事務所からのご案内

行政書士７４事務所では、企業様の外国人の在留資格申請手続きを専門的にサポートしています。

• 在留カードのチェック
• 採用前の適法性診断
• 在留資格変更・更新申請
• 申請書・必要書類の作成
• 申請取次のため企業様は入管へ同行不要

下関市で「初めて外国人を採用するので不安がある」という企業様は、いつでもご相談ください。

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