もみじ銀行 相続預金口座の解約手続き手順と必要書類

目次

1. はじめに 相続手続きってどんなこと?

大切なご家族を亡くされたとき、銀行口座に残された預金も相続の対象になります。もみじ銀行では、相続センターでの手続きが基本です。

オンラインでの事前チェックや予約が可能な「相続ネット受付サービス」も利用できるため、遠方の方や事前に流れを把握したい方にも便利です。

2. まずは「相続方法」を決めよう

相続手続きのやり方は、故人の遺産状況や遺言の有無などによって変わります。主に4パターンです。

  1. 共同相続(法定相続人が複数、合意の上で分割)
  2. 協議分割(相続人同士で話し合って分割)
  3. 遺贈(公正証書遺言)
  4. 遺贈(自筆証書遺言)

ケースによっては、家庭裁判所の調停・審判が必要だったり、相続放棄・限定承認などに対応したりする必要もあります。

3. 手続きの流れ

STEP
相続のお申し出
  • 電話またはネットで申込
    相続センター(0120‑001‑838)へ連絡(平日9〜17時)
    「相続ネット受付サービス」で入力・予約が可能。
STEP
必要書類の案内

申込後、必要な書類や返信用封筒、手続依頼書などが郵送で送られてきます。

STEP
書類の提出

準備した書類一式を、同封された返信用封筒で相続センターへ郵送。

STEP
払戻し手続き&通帳返却

提出後、通常10営業日程度(約2週間)で口座の払戻しや預金の移し替え手続きが行われます。

完了後、通帳・カード類も返送されます。

4. 必要書類一覧(書類の種類によって異なる)

共通で必要な書類

  • 相続手続依頼書(もみじ銀行所定)
  • 通帳・キャッシュカード等
  • 相続関係者全員の印鑑証明書
  • 委任状(必要に応じて)

1. 共同相続・協議分割の場合

  • 故人の出生~死亡までの戸籍謄本等
  • 相続人全員の戸籍謄本
  • 兄弟が相続人の場合 両親の戸籍謄本一式
  • 代襲相続者がいる場合 その戸籍謄本も必要 
  • 遺産分割協議書(協議分割の場合)

2. 遺贈(公正証書遺言)の場合

ケースによって必要書類が異なります。

  • 遺言執行者が指定されている場合
     故人の戸籍一式、公正証書遺言、執行者の印鑑証明書。
  • 指定なしで受遺者が手続きする場合
     故人の戸籍一式、公正証書遺言、受遺者の印鑑証明書+共通書類。
  • 家庭裁判所で執行者が選任の場合
     故人戸籍、公正証書遺言、審判書謄本、執行者の印鑑証明書。

3. 遺贈(自筆証書遺言)の場合

  • 遺言執行者指定あり
     故人戸籍、自筆証書遺言、検認済証明書、執行者の印鑑証明。
  • 指定なしで受遺者が手続きする場合
     故人戸籍、自筆証書遺言、検認済証明書、受遺者の印鑑証明+共通。
  • 家庭裁判所で選任された執行者による場合
     故人戸籍、自筆遺言、検認済証明書、執行者選任審判謄本、印鑑証明。

戸籍提出が免除されるケース

  • 法定相続情報一覧図」(法務局発行、公的証明付き)を提出すると、戸籍謄本の省略が可能です。

5. ワンポイント解説 法定相続情報一覧図と検認証明書

● 法定相続情報一覧図

法務局に申請して取得できる相続関係図を証明した一覧図。

各名義変更手続き時に提出すると、スムーズに手続きが進みます。

● 検認済証明書

自筆証書遺言で手続きをする場合に必要です。家庭裁判所での「検認」手続き完了の証明書です。

法務局で保管する遺言書保管制度を利用している場合は不要です。

6. オンライン案内サービスの活用

「相続ネット受付サービス」を使えば、自宅から簡単に流れや必要書類の大まかなチェックが可能です。

申込後は相続センターから電話連絡もあり、安心して手続きを進められます。

7. 補足 もみじ銀行のサポート体制

  • 相続ネット受付
  • 電話・窓口相談(相続センター)
  • YMサポートセンターによる専門家紹介(遺産整理など) 
  • 遺言信託や遺産整理業務の提供(生前準備にも対応) 

8. まとめ 初心者でも安心な相続手続き

ステップ何をする?
① 申込電話 or オンラインで受付
② 必要書類種類に応じた戸籍・印鑑証明・遺言書など
③ 提出郵送で書類を送付
④ 払戻・返却約10営業日で手続き・通帳返却完了

ポイントまとめ

  • 相続方法に応じて必要書類が変わる
  • オンラインサービスで事前確認OK
  • 法定相続情報一覧図や遺言信託も活用可能
  • YMサポートセンターや専門サービスで安心サポート

9. よくある質問(FAQ)

代理人に手続きお願いできますか?

はい。委任状・代理人の印鑑証明などがあれば可能です。

自筆遺言の場合、検認しないとダメ?

はい。検認を経た遺言しか銀行手続きに使えません。

専門家に相談できますか?

行政書士などの専門家に相談可能です。

10. 最後に

相続手続きは「必要書類の準備」と「手続の流れ」をしっかり理解することで、スムーズに進められます。

最初は戸籍収集などが大変ですが、もみじ銀行の案内や専門サポートを活用すれば安心です。

ご不明な点があれば、遠慮なく相続センターへご相談ください。

迷った時は専門家(行政書士など)に相談するのもよい選択です。

もみじ銀行の相続手続きをサポート!銀行の相続手続き代行サービス

当事務所は、北九州市門司区を中心に、銀行の相続手続きに特化したサポートを行っております。

「相続手続きが難しくて進められない」「相続手続きをできるだけ早く完了させたい」とお考えの方は、お気軽に当事務所までご相談ください。

当事務所では、銀行の相続手続きに特化した専門的な支援を行っており、北九州市内で唯一、銀行相続手続きに専門特化した行政書士事務所として実績を積んでおります。

これまで約5年間、北九州市および下関市内の複数の銀行で手続きをサポートして参りました。

必要書類の準備から窓口での手続きまで、迅速かつ確実に対応し、お客様のご不安を解消いたします。

お問い合わせは、お電話または下記のお問い合わせフォームからお受けしております。

また、公式LINEにてチャットでのご相談も無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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