はじめに
「とりあえず分かっている財産だけで相続手続きを進めよう」
「銀行口座もだいたい把握しているし問題ないだろう」
このように考えて相続手続きを進めてしまう方は少なくありません。
しかし実務では、相続財産調査をせずに進めたことでトラブルになるケースが非常に多いのが現実です。
北九州でも、
- 手続きが途中で止まる
- 相続人同士で揉める
- 借金が後から発覚する
といったご相談は非常に多く、その多くが「調査不足」が原因です。
この記事では、相続財産調査をしないことで実際に起きるトラブルを具体的に解説し、どうすれば防げるのかをお伝えします。
結論:相続財産調査をしないと「やり直し・トラブル・損失」が発生する
結論からお伝えします。
相続財産調査をしないと、ほぼ確実に問題が起きます。
主なリスクは以下です。
- 手続きのやり直し
- 相続人同士のトラブル
- 借金の負担
- 時間と費用のロス
つまり、調査=相続の土台です。
トラブル① 知らない銀行口座が後から見つかる
最も多いトラブルがこれです。
■ 具体例
- 手元の通帳だけで手続き
- 遺産分割協議も完了
- 数ヶ月後に別の口座が発覚
■ 結果
もう一度やり直し
■ 問題点
- 再度相続人全員の同意が必要
- 印鑑証明を取り直し
- 手間とストレス増大
北九州でも複数の銀行を利用しているケースが多く、非常に起きやすいです。
トラブル② 借金が後から発覚する
これは非常にリスクが高いです。
■ 具体例
- 相続手続き完了
- 数ヶ月後に請求書が届く
- 消費者金融やクレジット
■ 結果
借金も相続してしまう。
■ さらに危険な点
相続放棄ができない可能性(3ヶ月経過)
最も避けるべきトラブルです。
トラブル③ 不動産が見つかる
■ 具体例
- 固定資産税通知書を見ていない
- 名寄帳を取得していない
■ 結果
不動産が後から発覚する。
■ 問題
- 登記が必要
- 税金問題
- 相続人間で揉める
不動産は特にトラブル化しやすいです。
トラブル④ 相続人同士のトラブル
調査不足は、感情的トラブルの原因になります。
■ よくあるケース
- 「そんな財産あるなんて聞いてない」
- 「不公平だ」
- 「やり直すべきだ」
一度揉めると、手続きは止まります。
トラブル⑤ 銀行手続きが止まる
■ 原因
- 財産が確定していない
- 書類が不足
- 情報が不一致
銀行はリスク回避のため、少しでも不明点があれば止めます。
トラブル⑥ 税務リスク(相続税)
■ 具体例
- 財産を把握していない
- 申告漏れ
■ 結果
追徴課税・ペナルティとなる可能性。
特に不動産や金融資産は注意が必要です。
なぜ調査不足が起きるのか
原因は明確です。
■ 理由
- 面倒
- 分からない
- とりあえず進めてしまう
しかし、後回しにすると必ずリスクになる。
正しい相続の進め方
結論はシンプルです。
最初にすべて調べる。
■ 調査内容
① 預貯金
② 不動産
③ 有価証券
④ 負債(信用情報)
⑤その他遺言者名義の財産
これが揃って初めて、正しい相続ができる。
北九州でよくある特徴
北九州では、
- 複数銀行利用をしている方が多い
- 地元不動産あり
- 情報が整理されていない
調査の重要性が高い地域です。
まとめ
相続財産調査をしないと、
- やり直し
- 借金リスク
- トラブル
- 税務問題
が発生します。
そして重要なのは、調査をしないと正しい判断ができないということです。
遺言書作成の財産調査でお悩みなら
「相続手続きを進めたいが不安がある」
「財産や借金がどこまであるか分からない」
そのような方は、まず相続財産調査を行うことが最優先です。
行政書士74事務所では、
- 相続人調査(戸籍収集・一覧図作成)
- 相続財産調査(預貯金・不動産)
- 負債調査(CIC・JICC・銀行協会)
をワンストップで対応しております。
北九州・下関エリアは出張訪問で対応しておりますので、
お忙しい方でもご自宅で手続きを進めることが可能です。
今の段階で不安がある方ほど、早めの調査が重要です。相続で後悔しないためにも、お気軽にご相談ください。


