りそな銀行の相続手続きは、遺族が安心して進められるよう、明確なステップとサポート体制が整っています。
本記事では、初心者の方にも分かりやすく相続・解約手続きの手順や必要書類、注意点などを解説します。
1.りそな銀行の相続手続きの基本的な流れ
りそな銀行の相続手続きは、以下のステップで進行します。
①りそな銀行にお手続きのお申出
口座名義人が亡くなられた場合、まずはりそな銀行のお取引店または最寄りの支店に連絡し、相続手続きの開始を申し出ます。
注意点として、相続の連絡と同時に、被相続人の口座は凍結されます。
家賃等の受取予定がある場合は、振込指定口座の変更を早めに行ってください。
②りそな銀行の相続必要書類のご準備・ご提出
りそな銀行は、相続方法により必要書類が異なります。一般的に必要となる書類は以下の通りです。
- 被相続人の除籍謄本、戸籍謄本（出生から死亡までの連続したもの）
- 相続人全員の戸籍謄本
- 相続人全員の印鑑登録証明書（発行後6ヵ月以内）
- 相続対象の預金通帳・証書、貸金庫の鍵・利用カード等
- 【遺言書がある場合】自筆証書遺言または公正証書遺言、検認調書または検認証明書
- 【遺言書がない場合】遺産分割協議書（法定相続人全員の署名・捺印があり、記載内容が完備したもの）
必要書類のご案内より4ヶ月以内にご提出が必要です。
③りそな銀行所定の相続手続依頼書のご記入・ご提出
上記、りそな銀行の相続必要書類とは別に、相続手続依頼書のご提出が必要です。
りそな銀行のお取引店の窓口または郵送にてご案内いたします。
相続手続依頼書がお手元に届きましたら、ご記入をお願いいたします。
相続手続依頼書のご案内より4ヶ月以内に、お取引店にご提出もしくはご郵送ください。
④りそな銀行より相続預金の払い戻し
相続手続書類をご提出いただいたのち、払戻しのお手続きをいたします。
お手続きに日数がかかる場合もございますので、早めの手続きをおすすめします。
りそな銀行の窓口で現金を受領される場合は、被相続人のお取引店へのご来店が必要になります。
また、貸金庫、投資信託等のお手続きは、必ずお取引店へのご来店が必要です。
ご来店時には実印を忘れずご持参するようにしましょう。
2. りそな銀行の相続手続きに関する注意点
口座の凍結
相続の連絡と同時に、被相続人の口座は凍結され、入出金や口座振替ができなくなります。公共料金等の口座振替中の諸代金については、別途お支払いいただくことになりますので、お早めにお引落口座の変更手続を行ってください。
遺言書の有無
遺言書がある場合は、その内容に従って手続きが進められます。自筆証書遺言の場合は、家庭裁判所での検認が必要です。
相続人の確認
相続人全員の戸籍謄本や印鑑登録証明書が必要となります。相続人が兄弟姉妹の場合は、被相続人の両親の出生から死亡までの全ての戸籍謄本も合わせてご用意ください。
3. りそな銀行の相続手続き まとめ
りそな銀行の相続手続きは、明確な手順と必要書類の案内があり、初心者の方でも安心して進められます。
相続手続きに不安がある場合や、時間的な制約がある場合は、相続手続代行サービスの利用を検討することで、スムーズな手続きが可能となります。
詳細や不明点については、お取引店または最寄りの支店に相談することをおすすめします。
悲しみの中での対応となりますが、少しでも相続手続きがスムーズに進むよう、本記事が参考になれば幸いです。
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