預金が少ないと借金がある?相続で負債調査をした方がいい理由|北九州

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はじめに

「預金もほとんどなかったので、借金はないと思います」
(預金が少ないのは、貯金を崩して生活していたからだよね。という思い込み。)

この言葉、実はかなり多いです。
そして正直に言うと、この考え方が一番危ない。

というのも、相続の現場では、
預金が少ない=借金がないとは限らないから。

むしろ逆に、預金が少ないケースほど、
見えていない負債が潜んでいることもある。

少し意外に感じるかもしれませんが、実務ではよくある話です。
今日はそのあたり、少しリアルな話をしていきます。

結論

預金が少ない場合こそ、負債調査は必須。

なぜなら、
見えていない借入がある可能性が高いから

そしてもう一つ、
後から発覚すると相続人の負担が一気に増えるから

個人的には、相続においては「プラスの財産より先に負債を見るべき」と感じています。

「預金が少ない=安心」という思い込み

預金が少ないと、「資産もないし、問題もないだろう」と考えてしまう。

これは自然な流れです。
ただ、ここに落とし穴がある。

生活費を補うために借入をしていた。
医療費や突発的な支出のために借りていた。

こういったケース、決して珍しくない。

しかも本人はそれを家族に話していないことが多い。
ここがやっかいなんですね。

「優しい人ほど借金を隠す」という現実

これは少し言いにくいですが、実務をやっていると感じることがあります。

性格が優しくて、家族思いの方ほど、
「迷惑をかけたくない」という気持ちが強い。

その結果、借入をしていても言わない。
自分の中で何とかしようとする。

そして亡くなった後に初めて分かる。

通帳を見ると、毎月決まった引き落とし。
「これ何だろう」と調べていくと、借入の返済だった。

この流れ、本当に多いです。

通帳だけでは分からない借金もある

ここも見落とされがちなポイント。

銀行口座からの引き落としがあれば気づきやすい。
ただ、すべてがそうとは限らない。

クレジットカードの利用。
消費者金融の借入。
ネット銀行やアプリ系のローン。

これらは、通帳だけでは分からないこともある。

つまり、「通帳を見たから大丈夫」という判断は危険。
ここ、意外と盲点です。

一番困るのは「後から発覚するパターン」

相続で一番厄介なのは、途中で事実が変わること。

最初は「問題ない」と思って手続きを進める。
預金の解約も進めようとする。

そこで発覚する借入。

銀行によっては、借入があると預金の解約ができない。
つまり、そのままでは手続きが止まる。

ここで初めて、「借金をどうするか」という問題に直面する。

銀行の借入がある場合の現実

銀行で借入がある場合、基本的にはそのまま解約はできません。

相続人が債務を引き継ぐのか。
それとも一括で返済するのか。

いずれにしても、何らかの対応が必要になる。

そしてこれが、思っている以上に負担になる。

金額の問題だけではなく、手続きも複雑。
金融機関とのやり取りも増える。

「預金を解約するだけ」のつもりが、
全く別の話に変わる。

ここで一気に負担が増えるんですね。

北九州で実際に多い流れ

北九州のご相談でも、このパターンは珍しくありません。

最初は「預金が少ないので簡単だと思っていました」というご相談。
しかし話を聞いていくと、引き落としの履歴がある。

調べていくと借入が発覚。
そして手続きが止まる。

ここで初めて、「負債調査をしておけばよかった」となる。

この“後から気づく”パターン、本当に多いです。

負債調査をしておくメリット

負債調査をしておくと、何が変わるのか。

まず、全体像が見える。
借入があるのか、ないのか。

そして、相続放棄をするかどうかの判断ができる。
ここが大きい。

知らないまま進めるのと、分かった上で判断するのでは、結果がまったく違う。

個人的には、この“判断できる状態”を作ることが一番重要だと思っています。

「知らなかった」では済まされない理由

借金の相続は、知らなかったでは済まされないことがあります。

特に、相続放棄の期限。

気づいたときには、もう間に合わない。
このケースも実際にある。

だからこそ、最初の段階で確認しておく。
ここを軽く見ると、後で大きく影響する。

まとめ

預金が少ないから安心。
この考え方、相続では通用しないことが多い。

むしろ、その裏にある見えていない負債。
ここを確認することが重要。

優しい人ほど、借金を隠している可能性がある。
この現実も、少し頭に入れておいた方がいいかもしれません。

相続は、「あるもの」だけでなく、「ないと思っているもの」を疑うこと。
個人的には、この視点が一番大事だと思っています。

北九州で相続・負債調査にお悩みの方へ

「預金は少ないけど、何か引っかかる」
その感覚、かなり重要です。

行政書士74事務所では、北九州市・下関市を中心に、
預貯金だけでなく、負債の有無も含めた相続財産調査に対応しています。

いきなりご依頼という形でなくても大丈夫です。
ただ、早めに調査しておくことで、その後の判断が大きく変わるケースが多い。

少しでも不安があるなら、その段階で確認しておく。
個人的には、その一歩が一番大事だと感じています。

今の段階で不安がある方ほど、早めの調査が重要です。まずは、下記の相続財産調査代行専門サイトをご覧ください。

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